キャブステ 当初11社で
キャブステーション(東京都港区、楠木崇延社長)はNTTドコモ系のディーツーコミュニケーションズ
(=D2C、同港区、藤田明久社長)と提携、キャブステの「得タク」加盟タクシーに乗ると
携帯電話料金が安くなり、加盟社に広告収入が入るサービスを2日から始めた。今回実施
するタク会社は11社。3ヶ月間の実績を踏まえ、全国37都道府県で展開する得タク
加盟約170社4000台に順次拡大、将来的におサイフケータイサービスにつなげる。
得タクサービスは、キャブステと車載端末メーカーのモバイル・コマース・ソリューション(同新宿、川嶋誠社長)
の共同事業で、全国共通ポイントカードの発行や特典付きクレジット決済を行なう。
この得タクの全国ネットワークにドコモが着目、8月から始めた
「ドコモコイン」
サービスの提携媒体に初めてタクシーを採用した。
ドコモコインは1コイン=1円分として携帯電話料金・通信料に充てることができるポイント通過。
利用方法は、得タク社内に掲示された専用コード(QR)を携帯カメラで撮影しドコモコインサイト
にアクセス。その場で口座開設(規約同意のみ)し、同サイトの広告スポンサーキャンペーンに
応募するとポイントがたまる。例えば企業カードに登録するだけで数千円分のポイントがたまり、
電話代の支払いに充当できる。
得タク加盟タク会社は、利用者のキャンペーン応募状況によって成果報酬の一部を広告収入として
得ることができる。キャブステは同報酬の一部を手数料として収受する。
今回実施の11社は、喜多方市の喜多方交通、藤沢市の和光交通、ミナミタクシー、相模交通、
藤沢交通、北九州の光タクシー、相生タクシー、若松タクシー、恒見タクシー、戸畑タクシー、中央タクシー。
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