「ポイント」「マイレージ」たまりクレジット決済も
中小タク会社支援事業を展開するキャブステーション(本社・東京都港区、楠木崇延社長)は
お客がタクシーに乗りたくなる「得タク」サービスを今月からスタートさせた。ポイントや
マイレージがたまり、クレジット決済もできる得するサービス。今夏には小額決済できる
「おサイフケータイ」にも対応する。独自開発の情報決済端末を無償でタクシー会社に提供。
現在、全国120社4000台が同サービス加盟店として参加、年内1万台のネットワーク化
を見込む。並行して同社は「お客を10倍にする」営業を提案していく。
キャブステは2003年から13社750台でタクシーに乗るとポイント特典を得られる
「ポイントキャブ」を展開、婦人層の利用が増えるなど実績を積んできた。今回、同キャブを
バージョンアップし、開発したタクシー専用マルチカード端末を無償提供。お客が得する
「得タク」サービスを具体化した。
おサイフケータイ対応へ
会員となったお客は@利用運賃の3%がポイントとなり、1000ポイントたまると1,000円
の商品券がもらえるA契約クレジットカードの支払いでは運賃の3%が請求値引きとなる
BJCBとUFJカードは通常の5〜7倍のポイントがたまるC航空マイレージなど提携先の
ポイントがたまる――サービスが受けられる。夏をメドにおサイフケータイによる決済も同端末
でできる予定だ。
加盟店として3月から、仙台中央タクシー、会津タクシー、熊本バスタクシー、川口相互タクシー(埼玉)、
日本交通産業(山口)、大隅タクシー(同)、アシナトランジット(廣島)などが端末を車載、
サービスを開始。
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