中古バスのネットオークション登場 初日3件成約


東京交通新聞 04.08.09

インターネットで中古バスをオークションします―。
3日、キャブステーション(港区南青山、楠木崇延社長)はインターネット上で貸切・送迎・マイクロ・路線の中古バス車両のオークションを始めた。ネット上に中古バスの売却情報を載せて全国のバス・タクシー会社に提供、より高く購入する事業者に落札する仕組み。開設初日、新規参入バス会社など3件の売買が成立した。中古バスのネットオークションは全国で初めて。

タクシー業界にはバス事業参入を検討している事業者も多いが、高価なバス車両がネック。同ネットオークションでは、入札最低価格がトヨタ・コースター(26人乗り、冷蔵庫付、47,000キロ走行、2005年7月以降引渡し)で120万円、大型バスのいすずP-LV719R(45人乗り、テレビ・ビデオ・冷蔵庫付、70万キロ走行、2005年3月以降引渡し)で200万円と格安の値段。

同社は全国観光バス会社の3割と契約。ネット上にオークション銘柄を載せ、申込みのあったバス・タクシー会社に売買。売却額の10%を手数料として収受する。各種年代車も売買可能で、ファックスの申込みもできる。海外販売ルートもある。

問合せ=電話03-5766-8953

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