讃岐うどんで有名な香川県琴平町。同地で観光バスを運行するキャブステーション(本社東京、楠木崇延社長)の会員タクシーは、観光客が有名うどん店めぐりをする手助けとなる「うどんタクシー」を運行している。
香川県内には、うどん専門店だけで約800店あるといわれるが、公共の交通機関が少なくタクシーを利用する観光客が多い。同社では讃岐うどんの歴史や店の特徴、麺のタイプなどに精通した観光ガイド的なタクシードライバーを養成し「麺通」としてガイドをしながら各店を巡るサービスをしている。
コースは主に3タイプあり、1台4千円で宮武うどん店、山下うどん店をまわる約60分の「こだわりコース」、4千円でながたうどん店、小懸屋うどん店をまわる約60分の「スペシャルコース」、6軒の有名うどん店から2軒を選ぶ約90分の「お好みコース」もある。
同社は情報発信基地として琴平うどん駅(うどん情報ステーション)を設け各種の観光パンフレットなどを備えている。
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