共通ポイントで乗車確保〜中国地方のタクシー会社


中国新聞  2007年5月29日
中国地方のタクシー会社が、乗車料金の一部を商品券などで乗客に還元する共通のポイントサービスを相次ぎ導入している。これまで鳥取県を除く4件で26社が加入した。規制緩和などでタクシー業界の競争が激化する中、新規顧客の開拓や固定客の確保につなげるのが狙い。

ポイントサービス「得タクサービス」は、タクシー会社の支援事業を仕掛けるキャブステーション(東京)が全国展開している。参加しているタクシーを利用した場合、料金の3%がポイントとしてたまり、1000ポイントになれば1000円部の商品券と交換できる。 利用者は登録すれば専用カードがもらえ、現金で料金を支払う時にタクシー内の端末を通すとポイントがたまる仕組み。クレジットカードで支払った場合はポイントがたまらない代わりに料金が3%割引される。 広島県では昨年4月、芸備タクシー(三次市)が初めて導入。広島市では2月にアサヒタクシー(安佐北区)が始めるなど、現在、県内で11社がサービスを展開している。 このほか、山口県では柳井タクシー(柳井市)など5社、岡山県では7社、島根県も3社が参加している。

専用カードの代わりに地場大手スーパーのイズミ(南区)の「ゆめカード」でもポイントがたまるなど、他企業のカードと提携したメニューもある。 今月14日からサービスを始めた光南タクシー(中区)の繁高輝昭社長は「新たなサービスを取り入れることで、他社との差異化を図っていきたい」としている。
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